施工管理技術検定制度について
施工管理技士試験は、建設業法第27条に基づき国土交通大臣指定機関が実施する国家試験です。
合格者には、国土交通大臣から技術検定合格証書が交付され「施工管理技士」の称号が与えられます。1級・2級の区分があり、それぞれ受験する際には所定の実務経験が必要となります。
施工管理技士の役割
「施工管理技士」の役割としては、建設工事の実施に当たり、その”施工計画”及び”施工図の作成”並びに”当該工事の施工管理(工程管理、品質管理、安全管理等)”を適確に遂行することが必要となります。職人としての技術ではなく、工事を管理・監督する技術が必要となるため、「施工管理技士」は必ず国土交通大臣指定機関による試験合格者のみに限定されます。
技術者不足が叫ばれて久しい昨今、施工管理技士の需要はますます高まっており、有資格者に手当を支給する企業も多数あります。正に”喉から手が出るほど欲しい”人材と言えるでしょう。